top of page

英語力と国語力を一緒に育てる!Yomikaki Clubの力

お家でできる国語力アップのための取り組みについて前回お話しました。

今回はより専門的にアナザーユニバースで行われている英語力と国語力を一緒に伸ばして行く仕組みについて話します。


この部分を担当しているのが、アナザーユニバースの幼児部と小学生部のYomikaki Clubです。複雑なカリキュリムになっていますが、なるべくシンプルに内容をまとめて説明します。


幼児部 Yomikaki Club

1. オンライン読書システムでPhonicsの基礎マスター

2. オンライン読書システムで基礎英文のマスター





A to Zの基礎発音と会話に必要な色、形、数字、天気などの基礎単語を

Level AAからAまでの工夫された絵本を読むことで文章としてマスターしていきます。

まだ4歳と5歳なので、ほぼ日本語の習得と一緒に英語を習得していく形です。


幼児期からの本での文章アプローチで英語感覚を育てるのがアナザーユニバース幼児教育のポイントとなります。アメリカの子供達が実際に使っているオンライン読書システムを用いて、段階を踏んで無理なく進めて行くことが可能となります。


市販のペーパーベースのレベルブックも沢山ありますが、AAレベルからAレベルまで約200冊の絵本を読むことになります。一人一人の読書プロセス(何回読んだか、何回音読をしたかなど)がデーターとして確認できる上に、レベル確認テストや楽しく続けるためのポイント制などが充実しているため、アナザーユニバースではこのオンライン読書システムを採択しています。本を買ってもらうための家庭への負担をかけることもなく、プリントアウトしてオリジナルペーパーブックにも仕上げることができるので、大変満足しています。



小学生Yomikaki Club


低学年のアプローチ

1. オンライン読書システムで読書レベルの可視化

2. 家庭での自主的多読と教室での指定本の精読

3. Book ReportでRetellingの読み書き指導

4. Retellingの 音読→暗唱→発表指導


高学年のアプローチ

上記ステップ+Debate要素



小学生部Yomikaki ClubのポイントはBookの要約と暗唱、英語Debateの基礎づくりです。



幼児部からさらにレベルが上がった英語の本を読んで、日本語でそのストーリーについて担当講師と話をすることで、理解できている部分と理解できなかった部分が分かります。理解できなかった部分については先生と一緒に調べて解決をしておきます。ストーリを理解する事と、そのストーリを自分の言葉で話すために先生やペアーワークを通して話し合いを続けていきます。必要に応じて、Book Reportを日本語で書かせることもあります。


この過程で子供の頭には英語で読んだふわっとした内容が日本語で理解を得たことで、より鮮明なイメージとしてストーリーが残ります。


ここからは英語本の音読を根気よくして行きます。日本語で理解したイメージとリンクさせ、英文の音読を行うことで子供はシチュエーションに合う英語を文章で取り入れることになります。長いストーリを要約する作業は何段階にも分けられらた活動を通して完成して行きます。ここでBe動詞がなんとか、前置詞がなんとかのレクチャーは必要ありません。ストーリの流れを覚えて英語で言えるようになるのが目標です。


ストーリ暗唱のメリットは、正しい英文章で話せる力!書ける力!が身につくことです。




単語アプローチより文章アプローチで英語の総合能力を一緒に育てることが可能であることを何度も強調しておきたいです。

それからの発表会です。

みんなの前でマイクを握ってプレゼンをします。アナザーユニバースの小学生部ではみんな、発表資料をテレビに映して操作しながら、まるで会社でのプレゼンテーションのようにストーリを英語で発表しています。アナザーユニバースでは子供達が大きくなった時に、英語力はもちろん、色んな場で活躍できるためのスキルを総合的に育てています。




最初はマイクを握って前に立つと頭が真っ白になって何も言えず泣いてしまう子もいます。

でも、みんなで励まして、回数を重ねていくと、だんだん慣れてきて、必ずみんなの前で最後まで暗唱を完成することができるようになります!


みんなで拍手して、先生もうるっと来る瞬間です😭

反復練習の大変さや発表の大変さを経て、子供本人が成長する瞬間でもあります。


Yomikaki Clubは一部の共同作業部分もありますが、基本個別指導となります。




読書が早く進む子はレベルアップも早く、進みが遅い子はそれにあったレベルでの読書を指導します。全体の読書のレベルを上げるのは教室での精読よりは家庭で行われている多読の力が大きいといえます。毎日の読書習慣が身に付いていると半年、1年、3年後には物凄いバックグラウンド知識が英語で理解できるようになります。


本が好きで、英語が好きで、毎日読書ができるお子さんには、オンライン読書システムは最高の勉強ツールになります。まるでホテルのバイキングみたいにお腹いっぱいになるまで思う存分読書ができます。


アナザーユニバースでは各レベルが終わると認定書ももらえるし、100冊単位で読書が終わるとご褒美ももらえます。頑張る子供を精一杯応援するとともにアナザーユニバースの先生達は集まって来る読書データーも分析しています。読書の量は多く、レベルは進んでいるのに、3ヶ月ごとに行われているレベル診断テストでは結果が伴っていないと、原因を分析し、懇談を通して、その解決方法をお伝えしています。


本の数だけたくさん読んでおけば実力があがるわけではないので、

読書の質を常に気にする必要があります。




高学年になるとストーリ暗唱のスピードが速くなってきます。このタイミングで読んだストーリに対してDebate要素が入ります。すなわちストーリに対する肯定と否定の意見について話し合って行きます。


Debateは自分の考えを論理的に立証することはもちろん、これに反対する意見の想定まで一緒に考えておく必要があるため、他人の意見を理解する機会にもなります。


全世界で論理的な思考力の構築に最適な教育法とされるDebate。

その言語が日本語であれ、英語であれ、基礎には言語能力と一緒に論理的な総合能力が必要とされます。アナザーユニバースが目指す英語Debateで英語力と国語力を一緒に育てることが可能となります。


アナザーユニバースでは、幼児部から中高部までの一貫した読書アプローチで、中高部では本格的なDebateができる英語力を育てて行きます。


長年の取り組みにはなりますが、

高校生になった時、英語で環境問題についてDebateができる能力を取り供えとおくと、

その次に目標とする人生の階段をより楽に、より早く登ることができるのではないでしょうか。


アナザーユニバースが取り組んでいる

英語力と国語力を一緒に育てる3つの内容をもう一度まとめてみます。


1. 日本語の言語能力が発達する幼児期から母国語と英語を一緒に育てる早期教育

2. 幼児期から小学生の間にストーリブックの文章アプローチで英語思考力の基盤を育てる

3. 中・高生部の英語Debateで英語や思考力の総合能力を磨く


アナザーユニバースの理念の中心にあるYomikaki Clubは、

少人数制で丁寧に、一人一人のお子さんを心の目でケアしています。

真心を込めて接することで、お子さんと信頼関係を重ね、大変な英語学習も子供達にやる気を出してついてこれるよう引っ張ってあげることができます。

楽しく学んで、結果が出る英語教育の実現のためにこれからも頑張って行きます。



閲覧数:91回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page